本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

#キャロライン・ポール「ロスト・キャット 愛と絶望とGPSの物語」

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「ロスト・キャット 愛と絶望とGPSの物語」キャロライン・ポール 著(講談社

ネコ好き必見!ある日、5週間家出していた飼い猫のティビィがふらりと戻ってきた。一体どこに行っていたの? 飼い主は、ティビィの首輪にGPS発信機を装着。猫の謎に満ちた足取りをたどる、追跡作戦を開始した! GPSの足跡からわかった、意外な結末とは……!?かわいいイラストと、猫好きなら誰もが「あるある」とうなずくたっぷりのユーモア、そしていつか訪れる悲しい別れ。猫と飼い主の物語。

「動物の赤ちゃん」は放送番組の鉄板ネタの一つです。

企画の善し悪しはともかく、放送すると一定の視聴率が約束されているからです。

書店の一角にも写真誌コーナーがあります。こちらも人気の的はイヌやネコの写真集。

こちらも書店にとって固定客が見込める鉄板コーナーです。

もの言わぬペットは飼い主にとってはかけがえのない存在です。

人間に比べて極端に短い一生を使って、懸命に愛想を振りまき、去って行く存在に飼い主は深くイヤされるからなのでしょう。

そんな思いを抱える人から見ると、新刊本の紹介文にあるこの一節。

GPSの足跡からわかった、意外な結末とは……!?かわいいイラストと、猫好きなら誰もが「あるある」とうなずくたっぷりのユーモア、そしていつか訪れる悲しい別れ。」

には心動かされるはずです。