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【選書】このミス予想!2018秋おすすめ 新作ミステリー売れ筋はこれだ

紅蓮の炎に焼かれるような苦しみを味わった今年の夏もそろそろ終わり。

さあ!落ち着いて読書が楽しめる秋がやってきます。

そして、待ち構えていたかのように棚を埋めるのが入荷したてのミステリー単行本です。

旧作も含めミステリーは一年を通して売れるジャンルです。

印象的な作品が現れるのもまた秋が多いように思います。

そこで、ミステリー2018年に出版された作品の中から、最近の売れ筋をピックアップしてみました。

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1.「火のないところに煙は」

2.「未来」

3.「出版禁止 死刑囚の歌」

4.「鏡の背面」

5.「ロンリネス」

6.「スケルトンキー」

7.「日傘を差す女」

8.「ミダスの河 名探偵・浅見光彦VS.天才・天地龍之介」

9.「骸の鍵」

駅前のコインロッカーから見つかった女性の左腕。
ロックスミス(錠前師)」を名乗る犯人はヒントとなるメッセージと
ロッカーの鍵を残しており、引き続き身体の断片を探すよう指示してくる。
筋読みに優れた女性刑事・城戸葉月を中心とした警視庁の捜査チームは都内を奔走。
はたしてロックスミスが仕掛けた罪深いゲームの真意とは?
大人気警察小説作家が放つ衝撃の長編ミステリー!

10.「ボーダレス」

なんてことのない夏の一日。でもこの日、人生の意味が、確かに変わる。教室の片隅で、密かに小説を書き続けているクラスメイト。事故で失明した妹と、彼女を気遣う姉。音大入試に失敗して目的を見失い、実家の喫茶店を手伝う姉と、彼女との会話を拒む妹。年上の彼女。暴力の気配をまとい、執拗に何者かを追う男。繋がるはずのない縁が繋がったとき、最悪の事態は避けられないところまで来ていた―。

 毎年恒例の「このミステリーがすごい2019」。

対象作品は2017年11月1日~2018年10月31日発売です。

期間も残りわずか。どんな隠し玉が現れるか楽しみです。