エコノミスト2018年9月4日号レビュー欄で紹介されたビジネス書。
「医療現場の行動経済学: すれ違う医者と患者」
「ここまでやって来たのだから続けたい」
「まだ大丈夫だからこのままでいい」
「『がんが消えた』という広告があった」
「本人は延命治療を拒否しているが、家族としては延命治療をしてほしい」
「一度始めた人工呼吸管理はやめられない」
といった診療現場での会話例から、
行動経済学的に患者とその家族、医療者の意思決定を分析。
医者と患者双方がよりよい意思決定をするうえで役立つ一冊!
シェアード・ディシジョン・メーキングに欠かせない必読の書。
「NOでは足りない――トランプ・ショックに対処する方法」
トランプ版「
ショック・ドクトリン」を阻止するために――
私たちはみな、世界最大の権力をもつ政府まで飲みこむほどに肥大化した特異なブランドの「営利目的型
リアリティ番組」のエキストラになってしまった――。トランプとその背後に存在する惨事便乗型資本主義者たちの政治的・経済的もくろみを明らかにし、みなが結集し対抗できる大衆運動の大胆なビジョンを提示する。
「ビジネスパーソンなら知っておきたい 仮想通貨の本当のところ」
将来、仮想通貨が本来の「通貨」としての機能をより高めていくとすれば、私たちは、メリット・デメリット、リスクとリターンをよく理解したうえで、仮想通貨との賢い付き合い方を身につけておく必要があります。仮想通貨の理解を通じて、お金の本質と通貨の未来が一気にわかる!
「逃げられない世代 ――日本型「先送り」システムの限界」
2036年。あらゆる問題を「先送り」してしのいできた日本に限界が来る。これ以上の「先送り」は
不可能になるのだ。年金、保険などの
社会保障はもとより安全保障に至るまで、国家システムの破綻は
回避できるのか。危機の本質を政官のメ
カニズムに精通した若手論客が描き出す。
なぜ国会では何も決まらない?
財政破綻は近い? 異次元緩和の利得者は? 日米同盟は盤石か?
すべての議論の出発点となる画期的論考!
宇佐美 典也 新潮社 2018-06-14