エコノミスト2018年10月23日号レビュー欄で紹介されたビジネス書。
「日本経済が黄金期に入ったこれだけの理由」
「日本経済が黄金期に入った」と聞いて、否定的な感想をいだく人は多いことだろう。しかし、観点をほんの少し変えるだけで、日本が明るい未来に包まれていることは歴然となる。なぜ、楽観視できるのか?真に必要な政策とは?その理由と根拠を、やさしくズバリ解説!
「ヒットの設計図――ポケモンGOからトランプ現象まで」
ヒットの設計図――ポケモンGOからトランプ現象まで
「口コミ」頼みはもうやめよう。
無料コンテンツが世の中にあふれ、選択肢は無限に増えた。
ヒットを生むのは難しい。
では、メガヒットを連発するクリエーターや企業の秘密は?
映画、小説、音楽、絵画、SNS、アプリ、大統領演説、人の名前……
あらゆる「ヒット」を調べてわかった〈なじみ感〉と〈拡散〉の法則
デレク トンプソン
早川書房 2018-10-04
「太平洋 その深層で起こっていること」
宇宙飛行士が550人を数える時代に、1万m超の海溝底に到達したのは3人だけ!人類最後の秘境=深海底は、どんな世界で、何が起こっているのか?ハ
ワイ島沖・水深1000mにひそむ火山の正体とは?古代
天皇の名をもつ謎の海山群はなぜ生まれたのか?地球最深部からマグマを噴き出す
ホットスポットが移動する!?そして、
マリアナ海溝の最下層に暮らす生物を襲う大異変とは?「最大にして最深の海」で繰り広げられるおどろきの地球史!
「牟田口廉也 「愚将」はいかにして生み出されたのか」
牟田口廉也は、
インパール作戦を失敗に導いた陸軍司令官として知られている。だが、それのみを切り取って牟田口を「愚将」と断じてしまってよいのか。また、責任は彼個人のみに帰せられるべきなのか。本書は牟田口の軍歴を丹念に追うことで「愚将」像を再検討してゆく。参謀畑を歩んでいた牟田口を、
支那駐屯軍に左遷せしめた
二・二六事件とその後勃発した盧溝橋事件。「常勝将軍」の名を与えた
シンガポール攻略作戦。そして、
大本営の裁可のもとで発動された
インパール作戦。彼の軍歴の背景から、陸軍の異様な体質が浮かび上がる。不健全な人事、不可解な決裁…昭和陸軍という組織は、自ら「愚将」を生み出したのだ。