週刊ダイヤモンド2018年9月15日号に掲載されたビジネス書ベストセラーです。
- 1.「死ぬこと以外かすり傷」
- 2.「「会社四季報」業界地図 2019年版」
- 3.「頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法」
- 4.「1分で話せ」
- 5.「10年後の仕事図鑑」
- 6.「東大読書」
- 7.「大人の語彙力ノート」
- 8.「学びを結果に変えるアウトプット大全」
- 9.「amazon 世界最先端の戦略がわかる」
- 10.「一流の気くばり力」
週刊ダイヤモンド2018年9月15日号に掲載されたビジネス書ベストセラーです。
書店に秋を告げる本といえばミステリー関連の本です。
ミステリーは一年を通じて新刊が発行されていますが、本格的に読書家の関心を集め始めるのは夜が長くなる秋だと思います。
ピエール ルメートルは、ミステリー通ならば誰でも知っているフランスの人気作家。
彼の新作が季節の到来を知らせてくれます。
今回のテーマは一発逆転。内容を見ると「カイジ」を連想します。
ミステリーは、日本人作家による作品と外国人作家の翻訳作品に大きく分かれます。
外国人作家の本は前後二冊。あるいは上中下三冊などに分かれているものがあるので、書店は売り上げが倍になる楽しみがあります。
師走の頃には恒例のミステリー大賞が発表されます。今年は誰の作品がナンバーワンに輝くのか、ミステリーファンの眠れない夜が続きそうです。
政局が動く時期になると政治の本が動きます。
放送局の中で政治部はある種特権的な雰囲気を持っています。
切った張ったで寸秒を争う報道を担う人たちの間でも、政治部が絡むネタとなると途端に慎重になるところに、政治の持つ微妙な力関係を感じます。
報道から遠く離れた、例えばエンターティンメント系の番組を担当する人たちにとっても無縁ではありません。政治が動くと放送枠が変わったり、政局を逆撫でするようなテーマには慎重にならざるを得なくなるからです。
時には放送局内に怪文書が出回ることもあるので、うんざりだと言う放送局員は少なくありません。
政権と付かず離れず、センサーのような役割を果たすのが事情通の政治部が持つ影の役割だと割り切ってしまえば、特権的と言われる政治部の仕事に同情できなくはないのですが。
アメリカの株式市場を牽引するハイテク企業群。
中でもIT市場を席巻しその動向を見逃せない有名を、それぞれの頭文字をとって「GAFA」や「FANG」などと呼んでいます。
私たちが手にする便利なサービスも、こうした企業群のサービスのプラットフォームを抜きにしてはなりたたなくなっています。
その一方、個人情報の寡占や公平な競争の阻害という闇の面が、私たちに何をもたらすのか明らかにされていません。
ハイテク企業群がもたらす世界をアメリカ人企業家の視点からまとめた本です。
翻訳ビジネス書にありがちな偏った見方や、日本人の感覚では理解できないジョークを除けば、ハイテク企業の姿がざっくりと見えてくる名ガイド。
店頭に並べるとかなりの早さで動きます。
アマゾンについては成毛誠さんの「amazon」と併せて読むことをおすすめします。