書店の一番奥の棚は書店員にとっての聖地です。
編集者、出版社員、書店員、古本屋経営、読書家・・・「本」を偏愛する人たちのコーナーです。分類するなら業務用書籍とでも言うべきなのでしょう。じゃんじゃん売れる本とは言えない本ですが、書店員はこのコーナーがあることで自分の中に一本の芯が通るのだそうです。オススメの本をいくつかご案内します。
書店員の立場から・・・書店への愛、そして紙の本への愛に満ちた本。
古本屋になりたい人・・・古物商経営や古本屋の魅力が語られている本。
経営者の視点から・・・自ら出版社を立ち上げた10人の、個性豊かな発想と道のり、奮闘をリアルに綴る。
こういう生活を送ることは、たいていの人にとっては自分を本に中の主人公にしてしまうことになります。毒が仕込まれた本をいくつか餌のように平台に並べて獲物を待ちます。
ずっと隠居にあこがれていた。できることなら浮世離れした人間になりたかった―本の本であり、ニートのための本でもあり、そして昭和の文人魂も味わえる、珠玉のエッセイ集。