フィクション部門のランキングです。
八重洲ブックセンター調べ(3月13日~3月19日)
- 「終わった人」内館牧子 著(講談社)大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられそのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。妻は夫との旅行などに乗り気ではない。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか?
- 「カエルの楽園」百田尚樹 著(新潮社)
- 「小説 外務省II-陰謀渦巻く中東」孫崎享 著(現代書館)外交官だけが知っている、情報戦の内幕。中東を巡るアメリカの暗躍が産んだイスラム国。日本の国益を守る若き外交官・西京寺大介の活躍はいよいよ佳境に入る。
- 「教場2」長岡弘樹 著(小学館)怪物じみた切れ者刑事は、なぜ教官に転じたのか?君には、警察学校を辞めてもらう。“退校”宣告から執行までのタイムリミットは一週間。風間教場に編入された不運を呪いながら、己と闘え。
- 「火花」又吉直樹 著(文藝春秋)
- 「吹けよ風 呼べよ嵐」伊東潤 著(祥伝社)剛腕の歴史小説旗手が放つ川中島合戦!義を貫いてこそ―上杉謙信と武田信玄が鎬を削る北信濃の地で、若武者須田満親が、才を磨き、戦塵を駆け抜ける!
- 「アンと青春」坂木司 著(光文社)ある日、アンちゃんの手元に謎めいた和菓子が残された。これは、何を意味するんだろう―美人で頼りがいのある椿店長。「乙女」なイケメン立花さん。元ヤン人妻大学生の桜井さん。そして、食べるの大好きアンちゃん。『みつ屋』のみんなに、また会える。ベストセラー『和菓子のアン』の続編。
- 「異類婚姻譚」本谷有希子 著(講談社)「ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いた。」――結婚4年の専業主婦を主人公に、他人同士が一つになる「夫婦」という形式の魔力と違和を、軽妙なユーモアと毒を込めて描く表題作ほか、「藁の夫」など短編3篇を収録。大江健三郎賞、三島由紀夫賞受賞作家の2年半ぶり、待望の最新作!
- 「プラハの墓地」ウンベルト・エーコ 著(東京創元社)イタリア統一、パリ・コミューン、ドレフュス事件…、そしてナチのホロコーストの根拠とされた史上最悪の偽書『シオン賢者の議定書』それらすべてにひとりの文書偽造家が関わっていたとしたら?世界的大ベストセラー『薔薇の名前』のウンベルト・エーコが描く憎しみと差別のメカニズム。
- 「戦場のコックたち」深緑 野分 著(東京創元社)