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本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

ドラマDなら知っている。シナリオの法則

2010年発行のロングセラーです

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 「SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術」ブレイク・スナイダー 著(フィルムアート社)

小難しい脚本術の分析書はいらない。シンプルで、しかも本当に大手映画会社が買ってくれる脚本を書くための最低限のコツを教えてくれ! 」そんな読者に、目からうろこの超実践的脚本マニュアルが本書。

ハリウッドに蓄積するストーリーのDNA[法則]。脚本とは芸術であり、科学でもある。科学である脚本を支配するこの法則は、不変のものなのだ。

学者の難解な分析本とは一線を画し、業界を知り尽くした筆者が、メジャーで売れる脚本の法則を簡潔に語りおろします。
ジャンル、プロット、構成、販売戦略、キャスティングなど、基本要素を踏まえながらも、誰も教えてくれなかった黄金法則は、驚くほど実践的。映画だけでなくテレビや舞台など、ストーリーを扱う全ての人が必読です!

ひと昔前なら、脚本家志望の若者は活躍中の売れっ子脚本家になんとか近づいて弟子になり、資料集めやスケジュール管理などの雑用をこなしながら、師匠の原稿の書き方を盗んで独り立ちするというルートが王道でした。同世代の仲間でテレビ脚本家になった例を見ると、才能3割、努力7割。好きでないと続かない職業だと実感します。

人気作品を大量に生産することが求められているアメリカでは、コストダウンの波は脚本づくりにまで及んでいるようです。ヒット作を徹底分析してウケる事例を法則化、脚本家志望の若手はこぞって法則に則って台本を書くのだと耳にしました。この本は故ブレイク・スナイダー(1957~2009) がまとめた労作だと言われています。脚本を学ぶ上で若いドラマ担当者が手に取られています。

SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術

SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術

 

「save the cat」とは、ひな形にそってストーリーをつくる際、何も考えないで書かれた物語はステレオタイプ化することが多く、観客に飽きられてしまいます。例えば刑事が犯人を追いかける際、登場人物の個性が乏しい脚本は感情移入がしにくくなりがちです。その際、追っかける刑事もしくは逃げる犯人が、危ない目に遭っているネコを助けるシーンを加えることで、ぐっと親しみが湧くことをしめしています。

この本は若い脚本家だけでなく映画やテレビの関係者、さらに最近は漫画家さんの間でもよく読まれている本らしい。

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「10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術 ──SAVE THE CATの法則を使いたおす!」ブレイク・スナイダー 著

独自に編み出した〈ブレイク・スナイダー・ビート・シート〉と呼ばれる
黄金メソッドを用い、実際の映画作品を「10のストーリー・タイプ」に分類して徹底分析。

10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術 ──SAVE THE CATの法則を使いたおす!

10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術 ──SAVE THE CATの法則を使いたおす!

 

 「SAVE THE CATの逆襲 書くことをあきらめないための脚本術」ブレイク・スナイダー 著

スランプ脱出法、教えます。ネタが浮かばない、酷評されるのが怖い、書く気力が湧かない、自信が持てない…。もがき苦しむ全てのライターに捧ぐ、全米No.1大ヒット脚本術『SAVE THE CATの法則』シリーズ、堂々完結ニャー!

3冊あわせて購入していただきたいと書店員は申しております。観て楽しむことが目的の一般観客者はネタバレどころか、誤って着ぐるみキャラクターの中味を観てしまうような気分になると思いますのでご遠慮ください。

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以上三冊以外にもフィルムアート社から出ているシナリオ関連の書籍を数多く揃えました。物語の創作に必要なストーリー構造やキャラクター造形を学ぶ本。物語創作脚本術フェア。