フィクション部門のランキングです。
- 1「性と国家」北原みのり、佐藤優 著(河出書房新社)
- 2「まわり舞台の上で 荒木一郎」荒木一郎 著(文遊社)
- 3「文章読本X」小谷野敦*1 著(中央公論新社)
- 4「知の操縦法」佐藤優 著(平凡社)
- 5「罪の声」塩田武士 著(講談社)
- 6「闇の平蔵」逢坂剛 著(文藝春秋)
- 7「N女の研究」中村安希 著(フィルムアート社)
- 8「盗まれた指」S.A. ステーマン*2 著(論創社)
- 9「バブル:日本迷走の原点」永野健二 著(新潮社)
- 10「ライムスター宇多丸の映画カウンセリング」宇多丸 著()
1「性と国家」北原みのり、佐藤優 著(河出書房新社)
なぜ日本軍「慰安婦」問題は解決しないのか?
沖縄基地問題の真の意味は?
日本がロリコン天国である理由とは───?
日本の「性」にまつわる時事問題から普遍的ジェンダー論まで。
最先鋒フェミニスト×元・外務省主任分析官が、縦横無尽に赤裸々に、この国の歪みを暴き出す!
性の視点で語る、新しい国家論!
2「まわり舞台の上で 荒木一郎」荒木一郎 著(文遊社)
歌手、俳優、作曲家、小説家、プロデューサー、マジシャンなど、多彩な顔を持つ荒木一郎が、 歌手デビュー50周年を期に、多岐にわたる活動の軌跡と、人生の明暗を語る、衝撃の書。
3「文章読本X」小谷野敦*1 著(中央公論新社)
過去の『文章読本』をとりあげ、その歴史的意義を再確認するとともに、文章を書くことの敷居がインターネットの普及によって歴史上もっとも低くなった現代における「うまい」文章、「美しい」文章、「よくわかる」文章とはなにかを考察する。
芥川賞候補になった著者が自戒をこめ、SNS時代の「文章の書き方」を実践的に指南する。
4「知の操縦法」佐藤優 著(平凡社)
反知性主義が横行するいま求められている知とは何か。混迷する世界をとらえるための知の使い方を徹底指南!百科事典、ヘーゲル…インターネット社会において、体系知をどう使い、どう役立てるのか。佐藤流「知の操縦法」!!
5「罪の声」塩田武士 著(講談社)
昭和最大の未解決事件―「ギンガ萬堂事件」の真相を追う新聞記者と「男」がたどり着いた果てとは――。
気鋭作家が挑んだ渾身の長編小説。
6「闇の平蔵」逢坂剛 著(文藝春秋)
悪党や、手下たちさえ顔を知らない火盗改・長谷川平蔵。不届きにも「闇の平蔵」を名乗る者が現われて……ハードボイルド時代小説。
7「N女の研究」中村安希 著(フィルムアート社)
8「盗まれた指」S.A. ステーマン*2 著(論創社)
トランブル城に住む伯父アンリ・ド・シャンクレイ、幼い頃に両親を亡くした娘クレール、美しい家政婦レイモン夫人、若い大男ジャン・アルマンタン。ベルギーの片田舎の古城で次々と起こる謎の死。フランス冒険小説大賞受賞作家によるゴシック・サスペンス恋愛ミステリ!!!
9「バブル:日本迷走の原点」永野健二 著(新潮社)
住友、興銀、野村、山一…日本を壊した「真犯人」は誰か。バブルの最深部を取材した「伝説の記者」が初めて明かす“バブル正史”。
10「ライムスター宇多丸の映画カウンセリング」宇多丸 著()
人生、カベに当たっても大丈夫。だって映画があるのだから! 「カツラを外すタイミングが摑めなくて……」「だったらズバリ『スーパーマン』です!」。ラジオ界を席巻するトークマスターにして“映画ウォッチ超人”こと宇多丸が、悩めるあなたにオススメ作品を伝授する! 部下の指導法からヤンキーがモテる理由、生きる意味まで、40超の相談を収録。人生悩んだら、映画に訊け!!
*1:1962年(昭和37)茨城県生まれ、埼玉県育ち。東京大学文学部英文科卒業、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士(比較文学)。大阪大学言語文化部助教授、国際日本文化研究センター客員助教授などを経て、文筆業。2002年、『聖母のいない国』でサントリー学芸賞受賞
*2:1908‐1970。本名スタニスラス=アンドレ・ステーマン。ベルギー、リエージュ生まれ。作家、イラストレーター。1924年、ベルギーの全国紙「La Nation belge」でルポライターとなり、この頃からミステリ小説を書き始める。28年、同僚記者のサンテールと合作で推理小説を5冊書き上げ、フランスの“マスク叢書”から刊行。31年に発表した長編、「六死人」でフランス冒険小説大賞を受賞