本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

音楽芸能にはちょいとうるさい

音楽芸能番組の関係者もよく来店されるため、店の規模にしてはかなりのスペースを芸能関連本が占めるのもこの書店の特徴です。 都内の音楽スポット・それもジャズに絞った本がならびました。 「東京JAZZ地図」交通出版社 交通出版社は、JR時刻表などで…

ネット時代の書籍の行方

成長を続ける文芸書のジャンル 「ウェブ小説の衝撃」というタイトルに引かれて読みました。書籍の売り上げが減り続ける中、電子書籍を中心としたWEVコンテンツがどのように読者に受け入れられていくのでしょうか。読み進めるうちに、これは媒体の話ではな…

正しい日本語はむつかしい

放送局員にとって話し言葉は商売道具です。 したがって、商売道具はいつも正しく使えるようにメンテナンスするひつようがあります。でも言葉は生き物で、ちょっと目を離した隙に違う読み方や違う使われ方をすることがよくあります。さらに悪いことに、私たち…

週間ベスト10

ビジネス書部門のランキングです。 オリコン調べ(3月21日~3月27日) 「結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる」藤由達藏*1著(青春出版社)口だけでなかなか行動できない人、考えすぎて行動にうつせない人…こんな先送り、先延ばしの自分を変えるにはど…

善悪の基準を週刊誌に求める

書店員が疲れた顔をしているので具合を聞くと「昨日は棚卸をしていたから」という答えです。書店の経営についてはよくわかりませんが「お店の在庫を確認する作業で、ひたすら在庫数をチェックする地味な作業」のようです。作業は夜11時過ぎまでかかったそう…

週間ベスト10

フィクション部門のランキングです。 八重洲ブックセンター調べ(3月13日~3月19日) 「終わった人」内館牧子 著(講談社)大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられそのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。妻は夫との旅…