本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

平台に新星登場

平台の新刊書が大幅に入れ替えられました。 

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平台に詰めて並べれば13冊が乗せられます。今回その中の6冊が新顔になりました。

 数多くの著作のある立花隆氏(75)は放送番組にも数多く出演されています。同氏と交流を持たれた関係者も多いので、新刊が出ると注目される書籍です。本作はさまざまな書評を見てわかるように厳しい評価が寄せられています。

  • 「死はこわくない」立花隆著(文藝春秋
  • 「砂浜に坐り込んだ船」池澤 夏樹著(新潮社)
  • 「謎の毒親」姫野 カオルコ著(新潮社)

「毒親・・」はインパクト満載のすごい本らしいです。思春期の娘のスカートの中を覗いて卑しく笑う母親の姿など筆舌に尽くしがたいシーンが描かれていると聞きました。(いずれ読もう)

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さて、のこりの3冊。「昭和の子どもたちの人生は、やり直せる」とある重松清氏。「デス・エンジェル」久間 十義氏、「下町ロケット」池井戸 潤氏は常連です。新作はのちのちテレビドラマ化につながることもあることから文芸作品の動きは気になります。

  • 「たんぽぽ団地」重松 清著(新潮社)
  • 「デス・エンジェル」久間 十義著(新潮社)
  • 下町ロケット2」池井戸 潤著(小学館 

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13冊の平台本。のこりの7冊は次の通り。

ギリシャ人の物語」「空海」「ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集」「戦場で書く」「うつくしい列島」「魔女の封印」「チャンキ」。

いずれも根強く売れています。