経済・経営・ビジネス書のベストセラーです。
時節柄、注目が集まるのが「勉強の本」です。
東京・八重洲ブックセンター本店1月3日から9日のデータです。
ニューヨークタイムズ紙のサイエンスレポーターが、最新の研究成果を踏まえた効率のよい勉強法をまとめたのが8位に入った「脳が認める勉強法」ベネディクト・キャリー著(ダイヤモンド社)です。
「今日少し勉強し、明日また少し勉強したほうが、一度に全部するよりはるかにいい」
「分散学習」は一夜漬けに勝るとあります。脳は積み重ねるように学習させること、いいかえればだましだまし飼い慣らすことが大切なのだと納得できます。
こんな本なら放送局の人たちの興味も集められるかもしれません。
もうひとつ、一位の本も頭の中のがテーマ。科学というより観察と工夫のお話です。
タイトル「行列請負人の頭の中」は、思わずページをめくりたくなる秀逸なコピーだと思います。
- 「行列請負人の頭の中 大ヒットは「真似」と「組み換え」から生まれる」立川 光昭著(KADOKAWA / 中経出版)*1
- 「香川発 希少糖の奇跡」松崎隆司 著(日経BP社)*2
- 「戦略がすべて」瀧本哲史 著(新潮社)
- 「IoTまるわかり」三菱総合研究所編(日本経済新聞出版社)*3
- 「FinTech革命」日経コンピュータ編(日経BP社)*4
- 「ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学」入山章栄 著(日経BP社)*5
- 「2020年世界はこうなる」長谷川慶太郎, 田原総一朗 著(SBクリエイティブ)*6
- 「脳が認める勉強法」ベネディクト・キャリー著(ダイヤモンド社)*7
- 「行動の科学」マイケル・ボルダック著(フォレスト出版)*8
- 「中国バブル崩壊」日本経済新聞社編(日本経済新聞社)*9
*1:先日マケドニア1部の強豪ラボトニツキの経営権を取得したことでも話題の社長の最新書籍。成功者の成功法則を徹底的に分析し、長所は可能な限り模倣し、短所は自身のオリジナリティを組み込み改善する」シンプルにして奥が深い“パクる”極意!
*2:食べても太りにくい機能性を備えた、香川発の「希少糖」。20兆円と言われる世界の糖類市場を激変させる可能性を秘め、食品・飲料業界の注目を集める「夢の甘味料」だ。
*3:すべてのワードが「腹落ち」できる!インダストリー4.0、ウェアラブル、ビッグデータ、インダストリアル・インターネット、020、クラウド。
*4:金融とテクノロジーをかけ算して新たな価値を生み出す「FinTech」。米国発の革命に世界中の金融機関が揺れている。
*5:10年間米国で経営学研究に携わってきた気鋭の日本人学者が、世界の経営学のエッセンスを圧倒的に分かりやすく解説。
*6:変わる世界の勢力地図。長谷川ワールドに田原が斬り込む!
*7:ちまたの勉強常識は間違いだらけ! 脳をフルパワーで働かせる効率的な記憶法・勉強法とは?全米で話題、NYタイムズ・ベストセラー。
*8:本書は世界No.1目標達成コーチによる圧倒的実績と実践心理学に基づいた一瞬で「やりたいこと」「やるべきこと」を「すぐやる人」になるためのメソッドを紹介。
*9:6万部!現地駐在記者だから書けるリアルな真実がここにある!