本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

週間ベスト10

ノンフィクション部門のランキングです。 

f:id:tanazashi:20160214112053j:plain

丸善丸の内本店調べ(7月14日~20日)

 

1「ミライの授業」瀧本哲史 著(講談社

学校は、未来と希望の工場である――。そしてきみたちは魔法を学んでいる。ベストセラー『僕は君たちに武器を配りたい』の著者が全国の中学校を訪れて開講した特別講義「未来をつくる5つの法則」のエッセンスを凝縮した一冊。未来を生きるすべての子どもたちに、そして今を生きるすべての人に贈る、筆者著作活動の集大成 

ミライの授業

ミライの授業

 

 

2「自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義」ブライアン・R・リトル 著(大和書房)

「本当の自分」にはどんな能力があるんだろう?ハーバード大学卒業生による投票で3年連続人気教授に選出された著者による、パーソナリティとウェルビーイングの関係を科学的に解明した最新刊!BBC、ニューヨークマガジン、ハフィントンポスト、フォーブス等、各メディアで絶賛された今年もっとも読むべき1冊! 

自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

  • 作者: ブライアン・R・リトル,児島修
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2016/06/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

3「思秋期 -感情的な人ほど早く老いる! ?」和田秀樹 著 対談:林真理子(ブックマン社)

心と身体のケア、食生活から最新アンチエイジング医療まで、アンチエイジングの全てがわかる!今日からすぐにできる、アンチエイジング情報が満載です!!

4「英語のお手本――そのままマネしたい「敬語」集」マヤ・バーダマン 著 ジェームス・M・バーダマン 監修(朝日新聞出版)

英語にも、礼儀正しく正確に伝えるための「敬語」があります。
ゴールドマン・サックスで教わった、丁寧に書く・話すためのコツを一冊にまとめました。

5「国際秩序」ヘンリー・キッシンジャー 著(日本経済新聞出版社

近代国際法の元となったのは、三十年戦争講和条約であるヴェストファーレン条約。これが結ばれたのが1648年のこと。この新しい条約によって、「ヨーロッパにおける秩序」が形成された。それ以降、大きな戦争が起きるたびに、「地域における秩序」は確立されてきた。しかし、結局のところ、適用範囲が広がれば、「秩序」の考え方を変えてきたのがこれまでの歴史である。
冷戦時代の枠組みは、アメリカ、ヨーロッパ先進国、ソ連といった限られた地域の国々が参加して作られた制度であり、地球上のその他の地域は初めから除外されていた。しかし、冷戦終結後、中国が台頭し、中東諸国がオイルマネーでさらに潤い、ブラジル、ベトナム、インドといった新興国が発言力を強め、アフリカ諸国もこれまで以上に国際社会でプレゼンスを高めている。ISや中国は、現在の国際秩序に真っ向から異議を唱えている。
この「真にグローバル化した」国際環境において、どのような「国際秩序」が作られるべきか? いま最もホットな話題に、キッシンジャーが挑む。 

国際秩序

国際秩序

 

 

6「どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法」Eiko*1 著(サンマーク出版

「開脚本に小説なんていらねーよ」とお思いの方。いえいえ、ちょっと読んでみてくだい。開脚に対するモチベーションがぐーんと上がるはずです! ほんとです。

7「心が浄化される瞑想の言葉: ヨグマタ相川圭子公式ビジュアルムック」相川圭子*2 著(マガジンハウス)

現在は世界に2人だけ。しかも外国人として、女性として初めての「シッダーマスター」(仏教界でいう大僧正)がヨグマタ相川圭子さんです。サマディという究極の悟りに至った相川さんしか伝えられないヒマラヤ瞑想の、奥深い知恵の数々は、深い癒しが得られ、幸運体質になる最短距離なのです。

8「世界一伸びるストレッチ」中野ジェームズ修一*3 著(サンマーク出版

最高に気持ちいい「伸び感」を、あなたに。「ひざや腰が痛む」「ずっと体が硬い」「伸びを実感できない」…といった悩みに応えるストレッチ。

9「総理」山口敬之*4 著(幻冬舎

そのとき安倍は、麻生は、菅は―。綿密な取材で生々しく再現されるそれぞれの決断。迫真のリアリティで描く、政権中枢の人間ドラマ。 安倍首相に肉薄する面白さはあるが、中立性はないという評価が見られる。

総理

総理

 

 

10「属国民主主義論」内田樹白井聡 著(東洋経済新報社

「尊米攘夷」化する日本。自発的隷従の論理と心理を抉り出す!「コスパ化」「消費者化」「数値化」「幼稚化」「階級化」をキーワードに徹底討議!「永続敗戦」レジームで対米従属を強化する日本。いつ、主権を回復できるのか。どのようなかたちで、民主主義を実現できるのか。 

属国民主主義論

属国民主主義論

 

 

*1:大阪府出身。ヨガインストラクター。シェイクヨガ主催。「開脚の女王」。エアロビクスインストラクターからヨガインストラクターに転身。体のかたい人や腰痛をもった人でも、楽しく、効果的に行える「シェイクヨガ」を考案する

*2:10代よりヨガ、瞑想を実践。1972年「相川圭子総合ヨガ健康協会」を創設。以来、日本全国50箇所以上でヨガ指導を展開。20代よりインドを訪れ、ヨガの研鑽を積む。1984年ヒマラヤの大聖者ハリババに出会って師事し、数年間に渡るヒマラヤ山中での修行を経て、「真のサマディ」を得たと認められる

*3:フィジカルトレーナー1971年生。出身地不明。1997年米国より帰国とある

*4:ジャーナリスト、元TBSテレビ報道局ワシントン支局長。ワシントン赴任直後に着手した「ベトナム戦争当時の韓国軍慰安所の存在を指摘するアメリカの公文書」に関する調査報道について、TBS報道局より報道しない方針を伝達されたことから、2015年3月、週刊文春に寄稿。この経緯に関連して2015年4月23日付でワシントン支局長の任を解かれ、営業局に異動[2][3]。営業局へ異動後、2016年5月30日付でTBSを退社し、フリー