「スパイ大事典」ノーマン・ポルマー 著(論創社)
本書は日本で初めてのスパイに関する本格的な事典です。 歴史的事件の裏で、秘密裏に暗躍したスパイに関する事項を多数の写真、図版と共に収録。 ●1900以上の項目を50音順に収録! ●国立公文書館、FBI、NSA出典の写真や図版の他、CIA、FBI、KGBなどの組織図も多数併録 ●他に類を見ない、本邦初の本格的なスパイに関する百科事典! ●索引完備
枕になりそうな836ページの分厚い本です。本のサイズと価格もあって、出ても数冊と並べたところ補充することになりました。(「スパイ大作戦」と間違ったのは年配の書店員だけです。)用途も業務用の資料としての動きがほとんどでした。個人で買われる方も時代考証を仕事にする人などの常連さんたちです。
通信傍受法や共謀罪のようなきな臭い動きがある中、「スパイ大事典」という本が発禁にもならず堂々と出回っている日本は、まだ平和な時代なのかもしれません。