国立大学病院の最高峰、天都大学医学部付属病院。その病院長・宇津々覚が謎の死を遂げる。「死因は不整脈による突然死」という公式発表の裏では自殺説、事故説、さらに謀殺説がささやかれていた。新しい病院長を選ぶべく院長選挙が近く病院内で開かれる。候補者は4人の副院長たち。「臓器のヒエラルキー」を口にして憚らない心臓至上主義の循環器内科教授・徳富恭一。手術の腕は天才的だが極端な内科嫌いの消化器外科教授・大小路篤郎。白内障患者を盛大に集め手術し病院の収益の4割を上げる眼科教授・百目鬼洋右。古い体制の改革を訴え言いにくいこともバンバン発言する若き整形外科教授・鴨下徹。4人の副院長の中で院長の座に就くのは誰か?まさに選挙運動の真っ盛り、宇津々院長の死に疑問を持った警察が動き出した…。
読む価値はない本です。 読んでいて不愉快になります。酒でも飲みながら書いてるんじゃないかと思うくらい適当な内容と文章。こども同士の口喧嘩以下が延々と続く。
アマゾンレビューがめちゃめちゃ面白い本。
まじめなお医者さんほど”怒り心頭”と思われます。まっとうな医師ほど誤解されることを嫌がります。弁護するわけではありませんが、優秀に見える集団の中に、とんでもない人が混じっていることは歴史が証明しています。
いっぽうで、売れるからという理由でヘイト本の出版に荷担する中堅どころの出版社も目にします。なんだかなぁ。