3月の「このマンガがすごい!」ランキング オンナ編
1『ミステリと言う勿れ』田村由美 著 (小学館)
『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがついに始動!! その主人公は、たった一人の青年!
しかも謎めいた、天然パーマの久能 整(くのう ととのう)なのです!!
解決解読青年・久能 整、颯爽登場の第一巻!!
2『元カレが腐男子になっておりまして。』麦芋 著(スクウェア・エニックス)
男子、三日会わざれば腐ることもある。
再会した元カレが腐男子(BL好き男子)になってました。
ある日、書店に立ち寄った赤土桃は、そこでBL同人誌を物色する腐男子と出会った。
初の腐男子との遭遇にテンションのあがる桃だったが、よく見るとその腐男子は自分の元カレの片倉錫也で!?
まっすぐ誠実にオタク道をひた歩く、元カレ元カノな腐男女オタコメディー!
3『二匹目の金魚』panpanya 著(白泉社)
4『7SEEDS 外伝』田村由美 著(小学館)
その後のメンバー達は!? 本当の完結編!
2017年夏、16年の連載期間を経て、ついに最終回を向かえた
大ヒット作「7SEEDS」!!
人類滅亡を阻止するため、未来へと送られた若者達は、崩壊していく地下から脱出し、佐渡島で生きていくことを決意した。
そして、最後まで生き残ったのは30人のメンバー達だった。
食べ物や住む場所の確保など、「生活」に必要な作業を協力しあわなければならない日々がついに始まった!
ナツは、花は、嵐は、安居は、新巻は・・・。
それぞれがそれぞれに複雑な思いを抱えるメンバー達。
そんな中、涼が花に会いに来たことで、思わぬ事態に・・・!?
壮絶な日々を乗り越えた30人の、その後を描いた、
本当の完結編がここに!
5『凪のお暇』コナリミサト 著(秋田書店)
6『くらもち本 ~くらもちふさこ公式アンソロジーコミック~』
くらもちふさこ ほか (集英社)
comic 香魚子(駅から5分)/安藤ゆき(A-Girl)/いくえみ綾(チープスリル)/河原和音(天然コケッコー)/金田一蓮十郎(駅から5分)/雲田はるこ(駅から5分&花に染む)/椎名軽穂(天然コケッコー)/タアモ(天然コケッコー)/柘植 文(いつもポケットにショパン)/筒井 旭(おばけたんご)/西田理英(天然コケッコー&花に染む)/聖 千秋(花に染む&スペシャルエッセイ)/よしながふみ(Kiss+πr2)
Novel 柴崎友香(Kiss+πr2)
Talk 紡木たく×くらもちふさこ
Illustration 秋本 治(花に染む)/市川ジュン(花に染む)/カナヘイ(天然コケッコー)/久保帯人(天然コケッコー)/萩尾望都(まゆをつけたピカデリー)/森田まさのり(天然コケッコー)
【収録作品】天然コケッコー/駅から5分
7『ギガタウン 漫符図譜』こうの史代 著(朝日新聞出版)
今度のこうの史代は<4コマ漫画×現代版「鳥獣人物戯画」>!
うさぎの家族と周囲の動物たちの日常風景を、ユーモアをたっぷり交えて描いた4コマ漫画。
個性豊かな動物たちは、いつまでも眺めていたいほどチャーミングです。
このキャラクターは、国宝「鳥獣人物戯画」を著者が現代風にアレンジして生み出したもの。
メインの動物はもちろんうさぎ、カエル、さるで、墨の筆致を生かしてのびのびと描かれています。
さらに不思議なサブタイトル「漫符図譜(まんぷずふ)」。
「漫符」とは、目が回ったときのグルグル、ひらめいた時の電球、
動いた軌跡の線など、漫画特有の表現記号の総称です。
著者はその漫符を採集し、「図譜」、つまり事典のように1つずつ解説を付しました。たとえば……
(♪の漫符)
1.(一つだけの場合) 機嫌が良いこと、楽に何かをこなしている様子を表すことが多い。
2.(複数の場合) 実際に音楽が鳴っている様子を表すことが多い。
――(本文より)
そして、漫符1つずつの「用例」が本編の4コマ漫画になっているという仕掛け。
つまり本書全体が本邦初の"漫符事典"になっているのです。
8『うたかたダイアログ』稲井カオル 著(白泉社)
相も変わらずドラマの起こらぬ日々ながら、二人でカラオケに行ってみたり、雑貨屋に行ってみたり、夏祭りに行ってみたり… これってもはや付き合ってるのでは!?と片野の妄想は大爆発。気づいているのかいないのか、宇多川はもちろん華麗にスルー。ぱっとしてないからこそ楽しいなんてこともあるもので… くすぐったくってクセになる青春浪費ラブコメ、お待ちかねの第2巻!!
2018年1月刊。