ランキングです。
- 1「ランチパスポート 神保町・お茶の水」(DRCマーケティング)
- 2「〈淫靡さ〉について (はとり文庫 5) 」工藤庸子 著(羽鳥書店)
- 3「蔵書一代―なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか」紀田順一郎 著(松籟社)
- 4「ずんがずんが〈2〉―椎名誠自走式マガジン」ずんがずんが編集部 編(本の雑誌社)
- 5「ボクたちはみんな大人になれなかった」燃え殻 著(新潮社)
- 6「楽天の日々」古井由吉 著(キノブックス)
- 7「日常学事始」荻原魚雷 著(本の雑誌社)
- 8「「男はつらいよ」を旅する」川本三郎 著(新潮社)
- 9「今日はヒョウ柄を着る日」星野博美 著(岩波書店)
- 10「老いの荷風」川本三郎 著(白水社)
1「ランチパスポート 神保町・お茶の水」(DRCマーケティング)
2「〈淫靡さ〉について (はとり文庫 5) 」工藤庸子 著(羽鳥書店)
三島由紀夫賞受賞『伯爵夫人』の衝撃から1年──。"作者"と、『論集 蓮實重彥』の編者が織りなす対談集。2016年7月と12月に、工藤庸子編『論集 蓮實重彥』(羽鳥書店)と工藤庸子『評伝 スタール夫人と近代ヨーロッパ』(東京大学出版会)の刊行記念として行われた二つの対談。ともにフランス文学研究の第一線にあり元同僚でもある二人が、女性・フィクション・大学を軸に、近代から現代を縦横に語る。工藤庸子渾身の書下ろし『伯爵夫人』論も収録。
3「蔵書一代―なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか」紀田順一郎 著(松籟社)
やむをえない事情から3万冊超の蔵書を手放した著者。自らの半身をもぎとられたような痛恨の蔵書処分を契機に、「蔵書とは何か」という命題に改めて取り組んだ。近代日本の出版史・読書文化を振り返りながら、「蔵書」の意義と可能性、その限界を探る。
4「ずんがずんが〈2〉―椎名誠自走式マガジン」ずんがずんが編集部 編(本の雑誌社)
5「ボクたちはみんな大人になれなかった」燃え殻 著(新潮社)
あの頃の恋人より、好きな人に会えましたか?
糸井重里、大根仁、小沢一敬、堀江貴文、会田誠、樋口毅宏、二村ヒトシ、せつな痛さに悶絶!web連載中からアクセス殺到の異色ラブストーリー、待望の書籍化。
6「楽天の日々」古井由吉 著(キノブックス)
恐怖が実相であり、平穏は有難い仮象にすぎない。現代日本最高峰の作家による、百余篇収録の最新エッセイ集。短篇小説「平成紀行」を併録。
7「日常学事始」荻原魚雷 著(本の雑誌社)
ここちよい日常って何だろう?東京・高円寺暮らしのライターが自らの経験をもとに綴る、衣食住のちょっとしたコツとたのしみ。怠け者のための快適生活コラム集。豆腐を使う「かさ増しレシピ」、賞味期限と食品の保存法あれこれ、洗濯ネットの効用、換気と健康の深い関係、日当たり優先の部屋選び…ひとり暮らしの若者たちに伝えたい衣食住のABC。お金はないけど、無理せずのんびり生きていく。
8「「男はつらいよ」を旅する」川本三郎 著(新潮社)
西行や種田山頭火のように放浪者であり、鴨長明や尾崎放哉や永井荷風のように単独者であった車寅次郎。すぐ恋に落ち、奮闘努力するもズッコケ続きで、高倉健の演じる役とは対照的な男―。なぜ、彼はかくも日本人を惹きつけるのか?リアルタイムで「男はつらいよ」全作品を見続けた著者もまた旅に出て、現代ニッポンのすみずみで見つけたものとは。寅さんの跡を辿って“失われた日本”を描き出すシネマ紀行文。
9「今日はヒョウ柄を着る日」星野博美 著(岩波書店)
『みんな彗星を見ていた』『コンニャク屋漂流記』『島へ免許を取りに行く』『転がる香港に苔は生えない』の人気作家が新境地をひらく、最新エッセイ集。戸越銀座のお年寄りがまとうヒョウ柄の存在に気づき、人間界―動物界のハイブリッド性に敏感になった著者は、いつしか若い世代―お年寄り、記憶―真実、現世―あの世などの境界線上を旅し始めていた……。
10「老いの荷風」川本三郎 著(白水社)
第一人者の視点と筆さばき。『〓(ぼく)東綺譚』以降の作品と生活を中心に、老いを生きる孤独な姿を描く。