ランキングです。
- 1「おすすめ文庫王国2017」本の雑誌社 編(本の雑誌社)
- 2「ぐうたら上等」中野翠 著(毎日新聞出版)
- 3「BOOK5 22号 特集:年末恒例アンケート 今年の収穫」トマソン社(トマソン社)
- 4「ゲンロン4 現代日本の批評III」東浩紀 編集、梅沢和木 イラスト、浅田彰 (株式会社ゲンロン)
- 5「このミステリーがすごい! 2017年版」『このミステリーがすごい!』編集部(宝島社)
- 6「気がついたらいつも本ばかり読んでいた」岡崎武志 著(原書房)
- 7「ヒッチコック映画読本」山田宏一 著(平凡社)
- 8「三鬼 三島屋変調百物語四之続」宮部みゆき 著(日本経済新聞出版社)
- 9「狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ」梯久美子 著(新潮社)
- 10「万年筆インク紙」片岡義男 著(晶文社)
1「おすすめ文庫王国2017」本の雑誌社 編(本の雑誌社)
読みたい文庫が見つかりすぎる?! 年末恒例文庫ガイドの決定版! おもしろ文庫を大紹介!
年末恒例「おすすめ文庫王国」の季節がやってきました。本の雑誌が選ぶ年間文庫ベストテンに、ジャンル別ベスト、そして今年は片岡義男が選ぶオールタイム文庫ベストテンも発表! 角田光代、米澤穂信、湯本香樹実による初めての文庫思い出話や文庫棚ネームプレートの謎など読みものページも充実。そして2016年の文庫界を騒がせた「文庫X」にも大接近。
2「ぐうたら上等」中野翠 著(毎日新聞出版)
偉大なるSMAP/夜ふけの錦織/長嶋になれなかった男/渡辺謙の精神力/ディカプリオに唸る/琴奨菊の美人妻/原節子伝説/宇良のスター性/希望の星・文菊/さようなら、永さん/純文学「コンビニ人間」/代走・鈴木尚広(巨人)/トランプのバイ菌恐怖症/野坂さんの生命力/三島最後の手紙/老練スピルバーグ/
毎年恒例、『サンデー毎日』連載「満月雑記帳」2016年版。
2015年11月~2016年10月までの一年をまとめる。
3「BOOK5 22号 特集:年末恒例アンケート 今年の収穫」トマソン社(トマソン社)
本に関わるすべての人へ発信する情報バラエティ誌 。最終号です。
4「ゲンロン4 現代日本の批評III」東浩紀 編集、梅沢和木 イラスト、浅田彰 (株式会社ゲンロン)
昭和から平成の言論史を徹底総括、批評を未来に開く
「現代日本の批評」ついに完結!
5「このミステリーがすごい! 2017年版」『このミステリーがすごい!』編集部(宝島社)
国内・海外の今最も面白いミステリーが集結。2016ネンのミステリー&エンターテインメントベスト20。
6「気がついたらいつも本ばかり読んでいた」岡崎武志 著(原書房)
著者の20冊以上にのぼるスクラップブックから精選した、各紙誌掲載の書評原稿やエッセイに加え、映画、音楽、演芸、旅、食、書店についてのコラム、イラスト、写真によるお愉しみ満載のヴァラエティブック。
7「ヒッチコック映画読本」山田宏一 著(平凡社)
「サスペンスの巨匠」のすべて。「映画」の神様・ヒッチコックへの長年の愛と感謝を余すことなく伝える、著者畢生の決定版。各国品への丁寧な解説に加えて、キム・ノヴァク、フランソワ・トリュフォー、蓮實重彦、秦早穂子との、ヒッチコックを巡る貴重なインタビューや対話もたっぷり収録。
8「三鬼 三島屋変調百物語四之続」宮部みゆき 著(日本経済新聞出版社)
江戸の洒落者たちに人気の袋物屋、神田の三島屋は“お嬢さん”のおちかが一度に一人の語り手を招き入れての変わり百物語も評判だ。訪れる客は、村でただ一人お化けを見たという百姓の娘に、夏場はそっくり休業する絶品の弁当屋、山陰の小藩の元江戸家老、心の時を十四歳で止めた老婆。亡者、憑き神、家の守り神、とあの世やあやかしの者を通して、せつない話、こわい話、悲しい話を語り出す。「もう、胸を塞ぐものはない」それぞれの身の処し方に感じ入る、聞き手のおちかの身にもやがて、心ゆれる出来事が…。日経朝刊連載「迷いの旅篭」、待望の単行本化!
9「狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ」梯久美子 著(新潮社)
戦後文学史に残る伝説的夫婦の真実に迫り、『死の棘』の謎を解く衝撃大作。
島尾敏雄の『死の棘』に登場する愛人「あいつ」の正体は?
あの日記には何が書かれていたのか。
ミホの書いた「『死の棘』の妻の場合」は、なぜ未完成なのか。
そして本当に狂っていたのは妻か夫か──。
未発表原稿や日記、手紙等の膨大な新資料によって、
不朽の名作の隠された事実を掘り起こし、
妻・ミホ生涯を辿る、渾身の決定版評伝。
10「万年筆インク紙」片岡義男 著(晶文社)
自分の思考が文字となって紙の上に形をなす。頭の中にうかんだ小説のアイディアをメモするための万年筆、自分の思考をもっとも良く引き出してくれるインクの色、そして相性のいいノートブックとは──。作家・片岡義男が道具から「書く」という仕事の根幹について考えた刺激的な書き下ろしエッセイ。