皆さん「野菜」とってますか。
料理番組の収録で来局される講師の先生方は、 たいてい管理栄養士の肩書きを持った料理のプロばかりです。
先生方の話によるとレタスやトマトなどの野菜サラダもいいけれど 緑黄色野菜もしっかり摂るように言われます。
献立作りのポイントは「一汁三菜」。
食物繊維と各種ビタミンは野菜にありというのが鉄則。
三種類の野菜をしっかりとらないといけないのだそうです。
だがしかし、 忙しい現代人にとって、スーパーに並ぶ野菜は"かさ"が張ります。
買ってきた食材が余ったりすると処理に困ることになります。
それならば・・・という提案がこのたび発売された本。 新刊のテーマが「ゆでおき」です。
「ゆでおき」牧野直子*1 著(主婦の友社)
キーワードはゆでる
うどんやそうめんなどの麺類をゆでておいておくことは良くあります。 本書のテーマは野菜などをゆでて保存し、時に応じて使い分けるというものです。 野菜以外に肉や卵もゆでおきが可能です。 著者は料理研究家の牧野直子さん。これまでも 総菜など身体に優しい、簡単で美味しいレシピの提案を続けてきたベテラン講師です。 これまで紹介したレシピの中に、ゆでた食材を利用した献立が多いことから、 「ゆでる」をキーワードに献立を再発見した本です。
ゆでおきのメリットは・・・
- 1.下ごしらえが済んだ状態で保存しておくことで、その後の調理が圧倒的にラク。
- 2.食材を無理なく使い切ることもできるので、フードロスを減らせる。
- 3.味付けのカスタマイズが気軽にできる。
ゆでおくと、毎日の料理がもっとカシコク、もっとラクになると聞けば 本を手にして試したくなります。
著書
*1:「より健康になるための食生活や栄養の情報提供」、「家族みんなが楽しめる、身体に優しい、簡単で美味しいレシピの提案」をモットーに、テレビなどのメディア出演、著書の執筆、料理教室や食品メーカーの商品開発など、幅広く活躍中。