「殺し屋のマーケティング」三浦崇典 著(ポプラ社)
本作品は、ある理由から伝説のマーケティング・マネージャーに弟子入りし、 「受注数世界一の殺しの会社」を創ることを目指す女子大生の物語であり、 物語を読み終える頃には、 「本当に実戦で使えるマーケティング」を習得できるビジネス書。
東京・池袋にある書店「天狼院書店」のオーナーが著した本です。
ビルの二階にある店の構えはきわめて質素。
初めての人は店の入り口を通過してしまうくらい、隠れ家的雰囲気満載の小さな店です。
主力商品はあえて中身が分からないように覆面をかぶせて売るところに、好き者を引きつける工夫があります。
その店主自らが体験をベースに本を著したというのですから関係筋は興味津々です。
「殺し屋のマーケティング」
— 明正堂書店アトレ上野@お知らせアカウント (@K92style) 2017年11月30日
三浦崇典 ポプラ社
天狼院書店店主の三浦崇典さんの著書です。
『受注数世界一の、
殺しの会社を創りたいんです』
女子大生、桐生七海。
さぁ、世界一売りづらい
「殺し」をどう売るか!?
著者が実践するマーケティングメソッド公開!
さぁ、手にとって見てください
S pic.twitter.com/aUEPxix8eZ
剣呑な書名と糸数恵那さんのPOPが一際目を引くビジネス書を展開いたしました!営業・広告・PRなんてもってのほか、 世界一売りづらい“殺し”をどう売るのか…
マーケティング理論だって極上のエンタメミステリーになる本の素晴らしさ!( ・`ω・´)
文苑堂書店 新湊店
元書店員が著した本とあってか、全国の書店員の関心も高いことが伺うます。
天狼院といえば「謎本」がトレードマークなのですから、
本書もお客さんにまずその内容が分からないように
「覆面」をかぶせて売り出しても良かったのでないかと思います。
天狼院の面白さは、書店員の個性が前面に出ているところ。
ネット販売の時代、小売店が生き残る打開策の一つとして揚げられるのが「体験」とするならば、
個性的な店主と直に話をしながら本を選べる経験に大きな価値が生まれるように思います。