2017-12-24 野矢茂樹が選ぶ2017今年の三冊 選書 中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく) 自傷患者は言った「切ったのか、切らされたのかわからない。気づいたら切れていた」。依存症当事者はため息をついた「世間の人とは喋っている言葉が違うのよね」――当事者の切実な思いはなぜうまく語れないのか? 語る言葉がないのか? それ以前に、私たちの思考を条件付けている「文法」の問題なのか? 若き哲学者による《する》と《される》の外側の世界への旅はこうして始まった。ケア論に新たな地平を切り開く画期的論考。 posted with ヨメレバ 國分功一郎 医学書院 2017-03-27 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入 図書館で探す 湯殿山の哲学: 修験と花と存在と 私はいま、ここにいます。存在の呼び声に応えた、長い旅の果てに。湯殿山と西洋中世哲学とが交叉する地点、そこに神と人との、普遍と個物との、そして存在と花との合一が…。 posted with ヨメレバ 山内 志朗 ぷねうま舎 2017-07-24 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入 図書館で探す 無くならない: アートとデザインの間 佐藤さんはコンピュータを使ったデザインの黎明期に、『WIRED』日本版などを手掛け、20年以上一線で活躍してきた。しかし、ある日突然、木炭画を描き始めた。絵を描くのが止まらなくて、その絵はなんと100メートルに! デザインするのをやめてしまうの? というわけではなさそうだけれど、いったん立ち止まって、アートやデザインについて考えてみました。 posted with ヨメレバ 佐藤 直樹 晶文社 2017-04-26 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入 図書館で探す