マンガ文化に大きな足跡を残した手塚治虫の業績を記念する手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の第22回受賞作が決まった。マンガ大賞は野田サトルさんの「ゴールデンカムイ」。新生賞は「BEASTARS(ビースターズ)」の板垣巴留(ぱる)さん、短編賞は矢部太郎さんの「大家さんと僕」、特別賞は「あしたのジョー」などのちばてつやさんが選ばれた。</p手塚治虫文化賞公式サイト | 朝日新聞社インフォメーション>
ある種毒のある作風で知られる田中圭一先生の「うつぬけ」に相当期待していました。
当事者の立場から病の実体を描き出した点で、優れて啓蒙的な作品だったと思います。
しかし、先生の芸歴が災いしたのか、業界団体の壁が厚かったとみるべきなのか。
ノミネートに止まり、その代わりに定番の鉄板作品が受賞しました。
おなじく鉄板の「ネバーランド」は読者の年齢層が低かったのでしょうか?