「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」荒井紀子 著(東洋経済新報社)
AIに仕事を奪われるという不安が広がっています。
誰にでもできる仕事は早晩AI(人工知能)に置き換えられていくという不安です。
しかし、視点を変えると私たちの将来よりも、子どもたちの未来への不安が浮かび上がってきます。
週刊東洋経済 2018年5/12号の特集は「AI時代に勝つ子・負ける子」。
AI時代には、これまでの受験勉強とは違う学びが必要になるようで、
すでに様々な学習サービスが登場してきています。
数学が得意であっても、問題の意味を理解する「読解力」をどう身につけるかが鍵なのだそうです。
国立情報学研究所教授の荒井紀子さんの著書では、リーディングスキルという「読解力」をキーワードに解決の糸口をさぐります。
今後子どもに勉強やプログラミングを教える上でも、まずは親自身が実践して理解している必要があることを再認識させられます。