2018-05-10 #高野光平「昭和ノスタルジー解体: 「懐かしさ」はどう作られたのか」 「昭和ノスタルジー解体: 「懐かしさ」はどう作られたのか」高野光平 著(晶文社) 社会学とサブカルチャーは素人目に見分けが付きません。 本書は論考の力が強いので、社会学に分類されるのだろうと思って大手書店を回ったら、 社会学の棚にも、サブカルの棚にも置いてありました。 どちらから読んでもためになる本なのでしょう。 著者も「どちらでもいい」と語っていました。 研究や執筆に関することだけつぶやくアカウントを作りました。よろしくお願いします。 — 高野光平 Kono Kohei (@Kohei_Kono) 2018年4月7日 社会学者のこういうところが好きです。 昭和ノスタルジー解体: 「懐かしさ」はどう作られたのか ゼロ年代の〈昭和ノスタルジー〉ブームは、なぜ世代を超えた一大ブームになり得たのか――。高度成長期が終焉を迎えた一九七四年にマンガ『三丁目の夕日』が連載開始。そこから映画「ALWAYS 三丁目の夕日」が公開される二〇〇五年までの約三十年間に、昭和を愛好する文化がどのように形成されてきたかを、マンガやテレビ、雑誌、広告、おもちゃ、音楽、映画、ファッション、レジャー施設など幅広い領域に目を向けながら考察する。 posted with ヨメレバ 高野 光平 晶文社 2018-04-17