エコノミスト2018年10月16日号レビュー欄で紹介されたビジネス書。
「キャッシュレス経済 ―21世紀の貨幣論―」
キャッシュレス化は北欧だけではない。
アメリカ,アジア,アフリカなど世界中で進行中のキャッシュレス化の現状をつぶさに解説。技術面では後れを取っていないものの普及面の課題を抱えている日本に鋭い提言を投げかける。キャッシュレス経済と
人生100年時代に負けないマネープランの作り方も解説。多方面から「おかね」の本質に迫る話題作!
「チャイナ・イノベーションーーデータを制する者は世界を制する」
「宇宙はどこまで行けるか-ロケットエンジンの実力と未来」
月や
小惑星で資源を採掘する。火星に有人探査機を送る。
木星や
土星の衛星で生命の痕跡を探す――。
ベンチャー企業が勃興し、宇宙が新たなビジネスの主戦場になりつつある今、こうした計画は現実のものになろうとしている。さらに、4光年離れた隣の惑星系への探査計画さえ立ち上がっている。
「
はやぶさ」プロジェクトに携わり、世界初の小型
イオンエンジン実用化を果たした若き研究者が、人類の可能性の限界に迫る。
「日本のワインで奇跡を起こす 山梨のブドウ「甲州」が世界の頂点をつかむまで」
1000年の歴史をもつ日本固有種のワイン用ブドウ「
甲州」。今では、エレガントかつピュアな味わいが愛されていますが、糖度が上がりづらく、「ワインには不向き」とされてきました。父はブドウ栽培まで立ち返り、娘は海外で学んだ新たな栽培法や
醸造法にトライするも、なかなか成果は上がりませんでした。ところが、父にとっては40年弱、娘にとっては7年の歳月を経て、ついに奇跡は起こります。変異した房があらわれ、このブドウを含めて
醸造したワインは、世界最高峰のワインコンクール、で日本初の金賞を受賞。これは、苦難と焦燥、ときに喜びを分かち合う、ものづくりと家族の物語です。