本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

選書

【ブックレビュー】話題の本・週刊エコノミスト2018.8.14名編集者が選ぶ目利きの本棚

エコノミスト2018年8月14日号特集企画で紹介されたビジネス書。 // 「〈危機の領域〉: 非ゼロリスク社会における責任と納得」 「経営者:日本経済生き残りをかけた闘い」 「藝術経営のすゝめ - 強い会社を作る藝術の力」 「手を伸ばせ、そしてコマンドを入力…

【ブックレビュー】週刊ダイヤモンド2018.8.11

三省堂書店岐阜店店長が選んだ ビジネス書 週刊ダイヤモンド2018年8月11日号 // 「何かをやるのに遅いということは決してない。 自分を進化させる53の方法」 「るべく働きたくない人のためのお金の話」 「アマゾン、ニトリ、ZARA…… すごい物流戦略」 「何か…

#アッシュ・マウリャ「Running Lean ―実践リーンスタートアップ」

// 「Running Lean ―実践リーンスタートアップ」アッシュ・マウリャ 著(オライリージャパン) Newsモーニングサテライト(テレビ東京)で紹介されたビジネス書。 SmartHR*1の宮田昇始*2社長が薦める一冊。「Running Lean」。 シリコンバレーで生まれた経営…

【ブックレビュー】BOOKS&TRENDS・週刊東洋経済2018.8.4

週刊東洋経済2018年8月4日号BOOKS&TRENDSで紹介された本です。 // 「金融政策に未来はあるか」 「好き嫌い―行動科学最大の謎―」 「東大→JAXA→人気数学塾塾長が書いた 数に強くなる本 人生が変わる授業」 「デジタル資本主義」 「金融政策に未来はあるか」 …

【ブックレビュー】話題の本・週刊エコノミスト2018.8.7

エコノミスト2018年8月7日号レビュー欄で紹介されたビジネス書。 // 「おもてなし幻想 デジタル時代の顧客満足と収益の関係」 「直島誕生――過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録」 「合成生物学の衝撃」 「好き嫌い―行動科学最大の謎―」 「おも…

【ブックレビュー】週刊ダイヤモンド2018.8.04

紀伊國屋書店和書販売促進部課長が選んだ ビジネス書 週刊ダイヤモンド2018年8月4日号 // 「イノベーターのジレンマ」 「ぼくたちは習慣で、できている。」 「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」 「イノベーターのジレン…

【ブックレビュー】BOOKS&TRENDS・週刊東洋経済2018.07.28

週刊東洋経済2018年7月28日号BOOKS&TRENDSで紹介された本です。 // 「財政破綻後 危機のシナリオ分析」 「小売再生 ―リアル店舗はメディアになる」 「熱海の奇跡」 「炎上とクチコミの経済学」 「財政破綻後 危機のシナリオ分析」 財政破綻後 危機のシナリ…

【ブックレビュー】話題の本・週刊エコノミスト2018.07.31

エコノミスト2018年7月31日号レビュー欄で紹介されたビジネス書。 // 「経営戦略原論」 「市場って何だろう: 自立と依存の経済学」 「感性は感動しないー美術の見方、批評の作法」 「カルピスをつくった男 三島海雲」 「経営戦略原論」 経営戦略原論 史以前…

【ブックレビュー】週刊ダイヤモンド2018.7.28

リブロ営業推進部マネージャーが選んだ ビジネス書 週刊ダイヤモンド2018年7月28日号 // 「LIFE STYLE DESIGN(ライフスタイルデザイン) ―「遊び」と「好奇心」で設計する これからの生存戦略」 「倒産寸前からの復活! センベイブラザーズのキセキ ~赤字を1年…

【ブックレビュー】BOOKS&TRENDS・週刊東洋経済2018.07.21

週刊東洋経済2018年7月21日号BOOKS&TRENDSで紹介された本です。 // 「知性は死なない 平成の鬱をこえて」 「続・善と悪の経済学 資本主義の精神分析」 「経営者:日本経済生き残りをかけた闘い」 「知性は死なない 平成の鬱をこえて」 知性は死なない 平成の…

【ブックレビュー】話題の本・週刊エコノミスト2018.07.24

エコノミスト2018年7月24日号レビュー欄で照会されたビジネス書 // 「さよならインターネット - まもなく消えるその「輪郭」について」 「JRは生き残れるのか」 「検証 アベノミクス「新三本の矢」: 成長戦略による構造改革への期待と課題」 「親の介護には…

【ブックレビュー】週刊ダイヤモンド2018.7.21

天狼院書店店主三浦崇典が選んだ ビジネス書 週刊ダイヤモンド2018年7月21日号 // 「ストレッチ 少ないリソースで思わぬ成果を出す方法」 「金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実」 「組織にいながら、自由に働く。 仕事の不安が「夢中」に変わ…

【ブックレビュー】週刊エコノミスト2018.07.17

週間ダイヤモンド2018年7月17日号に掲載されたビジネス書ベストセラーです。 // 「現代社会はどこに向かうか――高原の見晴らしを切り開くこと」 「中国 経済成長の罠 金融危機とバランスシート不況」 「新貿易立国論」 「炎上とクチコミの経済学」 「本屋な日…

【ブックレビュー】週刊エコノミスト2018.07.14

エコノミスト2018年7月10日号レビュー欄で照会されたビジネス書 // 「ゴールドマン・サックスM&A戦記 伝説のアドバイザーが見た企業再編の舞台裏」 「太陽を創った少年:僕はガレージの物理学者」 「権力の「背信」 「森友・加計学園問題」スクープの現場…

【ブックレビュー】週刊ダイヤモンド2018年7月14日号

三省堂書店有楽町店主任が選んだ ビジネス書 週刊ダイヤモンド2018年7月14日号 // 「イーロンマスクの世紀」 「ロジカルシンキング」 「さよならインターネット」 「イーロンマスクの世紀」 イーロン・マスクの世紀 EV、都市開発、人類の火星移住…奇才の野望…

【ブックレビュー】エコノミスト2018年7月10日号

エコノミスト2018年7月10日号レビュー欄で照会されたビジネス書 // 「ゴールドマン・サックスM&A戦記 伝説のアドバイザーが見た企業再編の舞台裏」 「太陽を創った少年:僕はガレージの物理学者」 「権力の「背信」 「森友・加計学園問題」スクープの現場…

【ブックレビュー】週間ダイヤモンド2018年7月7日号

三省堂書店岐阜店店長が選んだ ビジネス書 週間ダイヤモンド2018年7月7日号 // 「経営者:日本経済生き残りをかけた闘い」 「人生を思い通りに操る 片づけの心理法則」 「世界一ラクなお金の増やし方 #インデックス投資はじめました」 「経営者:日本経済生き…

東洋経済が選んだ旬の本 2018.05.12

東洋経済のブックレビューです。(2018年5月12日) // 1 「議員内閣制」高安健将 著 (中央公論新社) 2 「共謀」 ルーク・ハーディング 著 (集英社) 3 「植物は未来を知っている」 ステファノ・マンクーゾ 著(NHK出版) 3 「もうゴミの島と言わせない」 …

立野純二が選ぶ2017今年の

アメリカ社会では、彼らは「ヒルビリー(田舎者)」「レッドネック(首すじが赤く日焼けした白人労働者)」「ホワイト・トラッシュ(白いゴミ)」と呼ばれている。 無名の31歳の弁護士が書いた回想録が、2016年6月以降、アメリカで売れ続けている。著者は、 「ラス…

市田隆が選ぶ2017今年の三冊

名誉と恍惚ふるさとなんかどこにもないが、生きてやる。おれの名誉と恍惚はそこにある。日中戦争のさなか、上海の工部局に勤める日本人警官・芹沢は、陸軍参謀本部の嘉山と青幇の頭目・蕭炎彬との面会を仲介したことから、警察を追われることとなり、苦難に…

横尾忠則が選ぶ2017今年の三冊

デヴィッド・ボウイ インタヴューズ1969年から2003年までのインタビュー記事から厳選した珠玉の32本をノーカットで一挙掲載!ボウイが語る、ボウイのリアル。 posted with ヨメレバ ショーン イーガン シンコーミュージック 2016-12-17 Amazonで購入 Kindleで…

山室恭子が選ぶ2017今年の三冊

セレンゲティ・ルール――生命はいかに調節されるか 「生体を維持するべく体内で様々な種類の分子や細胞の数を調節する分子レベルのルールが存在するのと同様に、一定の区域における動植物の種や個体数を調節するルールがある」――タンザニアのセレンゲティ国立…

諸岡徹が選ぶ2017今年の三冊

最後の資本主義 中間層の消滅を警告し続けた経済学者、米国の良心、絶望と希望を語る。「トランプ誕生!」の深層。 posted with ヨメレバ ロバート・B. ライシュ 東洋経済新報社 2016-12-02 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 楽天koboで購入 7ne…

野矢茂樹が選ぶ2017今年の三冊

中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく) 自傷患者は言った「切ったのか、切らされたのかわからない。気づいたら切れていた」。依存症当事者はため息をついた「世間の人とは喋っている言葉が違うのよね」――当事者の切実な思いはなぜうまく…

末國善己が選ぶ2017今年の三冊

夢をのみ―日本SFの金字塔・光瀬龍代表作『百億の昼と千億の夜』でSF界に異彩を放った光瀬龍。鬼籍に入った今も多くのファンを魅了してやまない。光瀬を師と仰ぐ著者は、激愛と人生に悩み、思索の森を巡り歩いた作者の姿に感動!夫人との800通に及ぶ往復書簡、…

サンキュータツオが選ぶ2017今年の三冊

蔵書一代―なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか やむをえない事情から3万冊超の蔵書を手放した著者。自らの半身をもぎとられたような痛恨の蔵書処分を契機に、「蔵書とは何か」という命題に改めて取り組んだ。近代日本の出版史・読書文化を振り返りながら、「…

椹木野衣が選ぶ2017今年の三冊

認知症でも働ける 丹野智文さんが編み出した“ノート2冊の仕事術" 認知症当事者が、当事者のために本を書いた。 丹野さんは総務人事グループに移り、社員の退職金を計算する業務等に携わるようになる。 刮目すべきは独自に編み出した「丹野式仕事術」だ。 ま…

佐倉統が選ぶ2017今年の三冊

All about Saul Leiter ソール・ライターのすべて 「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」 作品と言葉で紡ぐ、ソール・ライターの人生哲学と美意識 初期のストリートフォトから広告写真、プライベートヌード、ペインデ…

佐伯一麦が選ぶ2017今年の三冊

カストロの尻 甘美で魅惑的な11の物語。作家デビュー50年記念作品となる著者最高傑作。「小説家の「幸福」」をめぐる考察、 デイジーの刺繡をしたブラウス、岡上淑子によるフォト・コラージュ作品、謎めいた宿命の女、胡同に咲き乱れるジャスミンの香り、金…

宮田珠己が選ぶ2017今年の三冊

動物奇譚集1 (西洋古典叢書 G 99) 前2~3世紀、主にローマを拠点としながら、古典ギリシア語を用いて著述活動に専念した人物による本書は、獣・魚・鳥はもとより、爬虫類・両生類から虫・植物、果ては未確認動物に至るまで、ありとあらゆる生物にまつわるきわ…